電子カルテシステム「OpenDolphin」を使ってみる
2020.07.15
オープンソースの電子カルテシステム「OpenDolphin」を使ってみる。
■概要
・dockerイメージが公開されているので動作環境はすぐ作れる。
・データベースはpostgresqlで40テーブル。
・サーバーサイドはJavaで、WildFlyを使っている。
・クライアントアプリケーションはJavaのデスクトップアプリ。jarファイルを起動。
■テーブル
・d_userにログインする医者の情報
・d_facilityに病院情報
・d_patientに患者情報
・d_karte がメインで、d_karte → d_document → d_module というような階層。
・その他紹介状用のテーブルなど
■クライアントアプリケーション
・対象の患者を選択し、カルテ画面を起動。症状や処方内容を記載していく。
■感想
・想像していたよりシンプルなテーブル構成であった。
・サーバーサイドはJavaである必要はなさそうなので、保守やカスタマイズを考えると、PHP等のスクリプト言語で作り直してもいいと思う。
・クライアントアプリケーションもJavaのデスクトップアプリである必要はなさそうなので、ブラウザで使える普通のWebシステムにし、iPadでも使えるようにすればよいと思う。ただ相当コストはかかる。
・各社から電子カルテシステムが出ているが、フォーマットがバラバラで互換性がなく、大変とのこと。
NTTと京大で、共通フォーマットにしようという動きは出ているが、そういうのは国が主体でやって欲しいなと思う。
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