将棋の最善手をAPI経由で取得する
2019.06.12
将棋のエンジンは多々あり、それぞれの開発者が日々しのぎを削っています。
その中でも今回は「技巧」を有難く使わせていただく。
■目的
サーバ上に将棋エンジンを配置し、API経由で最善手を取得したい
■準備
・技巧をソースからビルド
・技巧の学習済みデータをアップ
■方式
・盤面をFSEN形式のデータにする
・APIに対し、FSEN形式のデータを投げる
・APIが技巧に問い合わせ
・APIがレスポンスを返す
■実行
(1)こちらの局面で試す。
(2)FSEN形式にする
l3g2G1/1+B+Rskp3/p1pp4p/4GB1K1/5Gps1/1LPP1P1n1/P+n2PGP1P/9/+s3s1SNL w R2BSN2L2P 1
(3)APIからレスポンスを取得する
「5b4a」が返る。「5b」の駒を「4a」に動かしなさい、という意味。
次は後手の手番なので、符号でいうと「4一玉」が最善予測。
■感想
API化することで疎結合になり、ソフト側でエンジンを持つ必要がなくなります。
イメージしていたものができました。
盤面をスマホのカメラで映しておくだけで、棋譜の記録や最善手の表示ができるようになれば面白いか。
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